費用・相場 2026.04.23

店舗ホームページ制作の費用相場【2026年最新版】
初期30万〜200万の内訳を徹底解説

「HP制作の見積もりを取ったら50万円と言われた。これって高い?安い?」
発注経験のない中小店舗オーナーが最初につまずくのが、費用の適正判断です。本記事では2026年時点の実勢価格を、制作方式別(制作会社/フリーランス/テンプレート/サブスク型)に整理。見積書に含まれるべき項目、ランニングコストの内訳、年間TCOまで発注者視点で解説します。

結論:制作方式で費用は10倍以上違う

同じ「店舗ホームページ制作」でも、依頼先によって初期費用は10倍以上、ランニングコストは20倍以上変わります。まず全体像を押さえましょう。

制作方式初期費用月額ランニング納期
大手・老舗制作会社100万〜300万1〜5万2〜4ヶ月
中堅制作会社30万〜80万5千〜2万1〜2ヶ月
フリーランス10万〜50万0〜1万2週〜1ヶ月
テンプレート型(Wix等)0〜5万1,500〜5千即日〜2週
サブスク型(KUROO等)3万〜10万2千〜1万1〜2週

「安ければ良い」「高ければ安心」ではありません。大事なのはサービス範囲と継続運用費を正しく把握すること。以下、方式ごとの中身を見ていきます。

1. 大手・老舗制作会社(100万〜300万)

企画・戦略設計・ディレクター・デザイナー・エンジニアが分業し、20〜40ページ規模のサイトをゼロから構築するケース。上場企業や中堅BtoB企業のコーポレートサイトに多い価格帯です。

含まれる内容

個人店舗がこの価格帯を選ぶ合理性はほぼありません。人員コストを吸収できる規模の事業向けです。

2. 中堅制作会社(30万〜80万)

10〜20ページ規模、テンプレートをベースに業種に合わせてカスタマイズするパターン。地方の制作会社や、業種特化を謳う会社の主戦場です。

相場は「初期50万円+月額1万円の保守」が典型。ただし見積書の「一式」表記に注意。「デザイン一式」「コーディング一式」とだけ書かれていると、修正回数・ページ数・画像差し替え費が含まれるか不明瞭になります。

3. フリーランス(10万〜50万)

クラウドソーシング(ココナラ・ランサーズ・クラウドワークス)で探せる個人制作者。質のブレが大きく、ポートフォリオと稼働中レビューの確認が必須です。

価格レンジの目安

注意 フリーランスは納品後の連絡手段が1つしかない場合が多く、制作者の廃業・失踪リスクがあります。契約時に「ソースコード一式の納品」「ドメイン・サーバーの所有権」を必ずクライアント側に残してください。

4. テンプレート型(Wix・Jimdo・ペライチ)

自分で作れば無料〜月額数千円。ドラッグ&ドロップで作れる手軽さが魅力ですが、「作る時間」が最大のコストです。写真撮影・文章執筆・レイアウト調整で、慣れない人は30〜60時間かかります。

また、プラットフォームに依存するため、サービス終了時にサイトが消えるリスクがあります(実際、海外では無料HPサービスの終了が複数あります)。

5. サブスク型(月額制HP)

初期費用を抑え、制作〜運用〜改善を月額で継続するモデル。KUROOもこのカテゴリです。

注意点は「解約条件」。解約時にサイトが消える/ドメインを持って行けないサービスもあります。契約前にデータの所有権と退会時の扱いを確認してください。

見積書で必ず確認すべき6項目

  1. ページ数:見積書に明記されているか
  2. 修正回数:「3回まで無料」等の制限
  3. 写真・ロゴ:撮影は別料金か、支給か
  4. 文章執筆:ライティングが含まれるか
  5. ドメイン・サーバー代:初期費用に含むか、別途請求か
  6. 保守費用:納品後の更新・SSL更新が誰の責任か

見落としがちなランニングコスト

初期費用だけに目が行きがちですが、HPには毎年の維持費がかかります。

合計すると年6〜40万円。10年で60〜400万円になります。「初期50万円で作って終わり」のつもりが、10年後には総額400万円超になっていた、というのはよくある話です。

結局いくらが適正か?(業種別の目安)

業種推奨予算(初期+年額)
整体院・美容院(1〜2名規模)初期3万〜30万+年3万〜12万
カフェ・飲食店(10席〜30席)初期5万〜50万+年5万〜18万
士業(1人事務所)初期10万〜60万+年5万〜15万
小規模BtoB企業(〜10名)初期30万〜120万+年10万〜30万

まとめ:3つの落とし穴を避けよう

  1. 「一式」表記の見積書は要注意。必ず内訳を聞く
  2. ランニングコストの総額で10年試算する
  3. ドメイン・ソースコードの所有権をクライアント側に残す

HP制作は発注後10年以上続く投資です。初期費用の安さだけで判断せず、総保有コストと運用体制で選ぶことをお勧めします。

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